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Judge Deborah Knott

 シリーズタイトルJudge Deborah Knott
  判事デボラ・ノットシリーズ 
 著者Margaret Maron 出版社Mysterious Pr
 第1巻発行年1992最終(新)巻発行2015総巻数20
 総語数☆☆☆☆ 61,000~81,000 文字サイズ小さめ
 地域設定ノースカロライナ州都 Raleigh の南にあるi架空の郡 Colleton County
 主人公Deborah Knott第1巻での年齢34
 職業第1巻では弁護士、第2巻から判事へ
 レギュラー人物Kezzie Knott 父親
  James Ashley Smith, Zell   同居している伯父と伯母
  Seth, Minnie 長兄 とその妻 
  Haywood    
  Herman, Nadine 兄とその妻 
   
   
 ペットなし
 英語レベル☆☆☆☆☆一般ミステリと同レベル
         法廷用語が難しいが分からなくてもストーリーは追えるから気にしないこと  
 ミステリ度合い☆☆☆☆☆犯人探しが楽しめる
 著者サイト犯人探しが楽しめる
 シリーズ攻略法第1巻の後、ところどころ飛ばすにしても巻数の若い方から順に、
 ぶひママンコンプリ度合い7/20
 ぶひママンの主観的お好み☆☆☆☆☆ これ以上のコージーないっしょ!
  タバコを主産業とするアメリカ南部農業地帯を舞台に、正義感あふれる女性判事のDeborah Knottが活躍するシリーズで、第1巻はエドガー賞、アガサ賞、アンソニー賞、マカヴィティ賞最優秀長編賞を総なめにしました。

 Knott家は、Deborahに異母兄を含めて11人の兄がいる大家族で、その家族の歴史が巻を追って少しずつ明かされる大河ドラマ部分と、町に起きた事件を解決するミステリ部分と、Deborahの判事としての活躍を描く部分と3本の柱で構成される濃密なストーリー構成で、とにかく登場人物が多い。

 犯人は比較的早くにさりげなく登場してきますから、犯人探しも楽しめます。アガサ・クリスティミステリのように犯人が叙述の中に隠されていて、細かいところまで注意深く読んでいればDeborahよりも先に犯人を見付けて爽快感を味わえる巻も少なくありません。

 情感豊かに描かれる自然風景、濃密な人間関係、大人数が集まる家族のパーティーなど、日本人にはあまりなじみのない南部の情趣も魅力です。Deborahの正義感の実現の例証として裁判シーンも度々挿入されますが、まさに大岡裁きに通じるものがあり、庶民の求める正義は洋の東西を問わないのかと興味深い。司法取引による罪状認否や、選挙による法執行官の選任など、アメリカの法律システムは日本と大きく異なるため、分からない単語を辞書を引いても文意の理解が難しい部分もありますが、ミステリの本筋を理解するのには差し支えありませんから見切りましょう。

 登場人物の会話はハードボイルド風に簡潔かと思うと、あたりの風景描写が散文詩のようだったりと、文体の変化も楽しめます。やさしい英語でスラスラ読める、だけでは物足りなくなってきた方にお薦め。コージーミステリの最高峰といえると思います。第1巻を読むときには、次々出でくる登場人物の多さにくじけそうになるかも知れません。通常のミステリなら、刑事とか雑貨店店主とか肩書きだけですみますが、このシリーズでは誰それの父でDeborahの従兄弟で、などの人間関係まで付いてきて複雑です。

 第1巻では人間関係相関図を作って読みました。何冊か読むうちにDeborahの家族像も把握できますし、人名の多さにも慣れて読み分けられるようになります。なお、Deborahは12人兄弟の末娘なのですが、第1巻では何人の兄がいるのか良く分かりません。巻が進むに連れ少しずつ明かされていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A Candy Shop Mystery

 シリーズタイトルA Candy Shop Mystery
   
 著者Sammi Carter出版社
Berkley
 第1巻発行年2005最終(新)巻発行2009総巻数5
 総語数☆☆ 56,000~60,000 文字サイズ小さめ
 地域設定コロラド州パラダイス(Aspen近くの架空の町)
 主人公Abby Shaw第1巻での年齢39
 職業キャンデーショップDivinity のオーナー、以前は企業弁護士
 レギュラー人物Karen Abbyの従姉妹、Divinitykのアシスタント
  Aunt Grace Abbyの亡くなったおば。Divinityの最初のオーナー
  Wyatt Abbyの兄  
  Rachel 高校の先輩、モデルにスカウトされたいロウソク店オーナー    
  Meena 様々な地域活動の会長など務める、50代後半の几帳面な女性 
  Dooley Aunt Graceの親友。向かいの写真店オーナー 
  Jawarski 刑事 
 ペットドーベルマンの Max
 英語レベル☆☆☆コージーミステリの標準レベル
             
 ミステリ度合い☆☆☆平均的レベル、事件が最後に慌ただしく終わる傾向
 著者サイトhttp://sammicarter.blogspot.com/
 シリーズ攻略法どの巻からでも読み始められます
 ぶひママンコンプリ度合い2/5
 ぶひママンの主観的お好み☆☆
  企業弁護士をしていたけれど、夫の手ひどい裏切りで離婚したのと亡くなったおばが営んでいた店を託されたことから、生まれ故郷に帰ってキャンデーショップ店主になった女性が主人公。

 Scumble River Mysteries の主人公と同様、一度生まれ故郷を離れて都会で学んだり働いたりした後に故郷に戻ってそこはかとなく疎外感を感じています。それでも主人公は大勢の関係者に聞き込みを重ね、人間関係の綾をひとつひとつたぐってたくさんの証言を集めながら、被害者の人間像を探り、動機や容疑者特定の手がかりを得ます。

 ミステリとして悪くはないんですが、主人公を女性探偵か女性刑事にしても良かったのではないか?という気もします。コージーミステリが描く色々な業界内幕を読むのはとても楽しいので、キャンデーに惹かれて読み始めたのですが、業界内幕というほど特別興味深いトリビアもないですし、クッキーやワインのつまみ、卵料理と違って自分で作ってみるわけにもいきませんし、無理にグルメ系コージーにする必要があったか?と感じるのです。

 「コージーミステリは一般的なミステリよりも英語がやさしめだから、ペーパーバック入門にいいよ」と聞いたけど、フワフワちゃらちゃらしてて、行き当たりばったりに聞き込みしていると偶然重大な手がかりを見つけたり安易に解決するのがなじめない、という方もいらっしゃいます。そういう方にはお薦めできますよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Mommy-Track Mysteries

 シリーズタイトルMommy-Track Mysteries
  マタニティママ 
 著者Ayelet Waldman 出版社Berkley
 第1巻発行年2000最終(新)巻発行2006総巻数7
 総語数☆ 58,000~62,000 文字サイズ小さめ
 地域設定Hollywood 近郊
 主人公
Juliet Applebaum
第1巻での年齢30くらい?
 職業公選弁護士を休職して専業主婦
 レギュラー人物Peter Wyeth 夫、脚本家
  Ruby, Isaac 長女、長男
   
      
   
   
   
 ペット
 英語レベル☆☆☆コージーミステリとしては標準的
             
 ミステリ度合い☆☆子育てや専業主婦としての焦りなど日常生活描写も多い
 著者サイトhttp://www.ayeletwaldman.com/
 シリーズ攻略法第1巻のあと途中飛ばしても第4巻は欠かせない
 ぶひママンコンプリ度合い2/7
 ぶひママンの主観的お好み☆☆☆☆
  Juliet Applebaumはハーバード・ロースクールを出た弁護士。ニューヨークの大型ローファームで企業弁護士をして学費ローンを返済していたが、夫が脚本家として成功したのでニューヨークからハリウッド近郊に転居し、本来の希望である公選弁護人になることが出来た。しかし仕事と育児の両方が中途半端になることを嫌い、子育てに専心しようと退職し専業主婦になる。

 確かに子どもは可愛いし、幼児期を共に過ごす時間を犠牲にしたくないと専業主婦を選んだのだが、一流キャリアウーマンとしての経歴があれば授乳やおむつの世話に明け暮れる日々にはむなしさがあることも否めない...そんなストレス解消に身の回りに起きる事件に首を突っ込み、やがて4作目では私立探偵業を始める、というシリーズ。

 著者自身もハーバード・ロースクールを出た弁護士で4児の母。The New York Times, the Guardianなどいくつもの一流紙のコラムも書いているインテリ。夫はピューリッツァー賞も受賞した作家で、『スパイダーマン2』などの脚本も手がけていますし、 自らの経験がたっぷりとストーリーに反映されているように感じます。 

 ミステリーとしてはいかにもなコージーミステリとしての展開ですが、野心的な黒人青年の人生設計やアメリカ人と結婚したユダヤ人Julietの立場、家族の宗教観に拘束されることに疑問を感じる若者など、通常娯楽小説では避けられてしまう微妙な問題が織り交ぜられているところが異色で、一読の価値があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A Blackbird Sisters Mystery

 シリーズタイトルA Blackbird Sisters Mystery
  ブラックバード姉妹の事件簿 
 著者Nancy Martin出版社Signet
 第1巻発行年2002最終(新)巻発行2016総巻数10
 総語数☆☆☆ 66,000~90,000 文字サイズ小さめ
 地域設定フィラデルフィア
 主人公Nora Blackbird第1巻での年齢31
 職業新聞の社交欄担当のコラムニスト
 レギュラー人物Libby Blackbird三姉妹の長女 4児の母
  Emma Blackbird三姉妹の三女
  Rory Pendergast 新聞社主の老富豪、Noraの祖父のテニスパートナー 
  Kitty Keough 社交欄担当の名物コラムニスト    
  Michael (Mick) Abruzzo 中古車販売業者 
  Reed Noraの専属運転手 
  Ben Bloom 刑事 
 ペット
 英語レベル☆☆★コージーミステリとしてやややさしめ
             
 ミステリ度合い☆☆ロマンス小説的色合いの濃いミステリー
 著者サイトhttp://www.nancymartinmysteries.com/
 シリーズ攻略法1巻のあとはお好みで
 ぶひママンコンプリ度合い2/10
 ぶひママンの主観的お好み☆☆☆
  第1巻のタイトルがちょっとドキっとさせますが、シリーズ全体のテーマはオールドマネーといわれる旧家の人々の暮らしぶりをコミカルに描くもの。主人公は蝶よ花よと贅沢に育てられたものの、30歳過ぎて突然親から古い屋敷と滞納した多額の税金を押しつけられ、今まで働いた経験もないことからコネで僅かなお小遣い稼ぎ程度の収入を得て、財産と体面を保つために苦労します。

 コージーミステリにお金持ち家族は必須アイテムですが、大体は被害者か疑いを掛けられる立場。探偵をする主人公はちょっと生活厳しい、程度が多いですね。探偵役が名家の出という設定は珍しい。著者もペンシルベニア州の名家の出だとか、パーティーの開き方、招待客の選び方、席次の決め方..セレブ世界のゴージャスな生活が詳しく紹介されます。

 ちょっと突飛な設定なので、書き出し部分に知らない単語がいくつかある方には分かりづらく感じるかも知れませんが、読み進めればコージーミステリとしてやややさしめです。

 18世紀全米最大の都市になったフィラデルフィアは、独立戦争時代には政治的な中心地にもなりましたから歴史ではよく目にする地名ですが、ミステリの舞台としては案外珍しく興味深いです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Cupcake Bakery Mystery

 シリーズタイトルCupcake Bakery Mystery
  カップケーキ探偵シリーズ 
 著者Jenn McKinlay出版社Berkley
 第1巻発行年2010最終(新)巻発行2019総巻数11
 総語数☆☆ 52,000~56,000 文字サイズ小さめ
 地域設定Arizona州のScottsdale
 主人公Melanie Cooper第1巻での年齢34
 職業Fairy Tale Cupcakes店主
 レギュラー人物Angie DeLaura 店のパートナー、小学校時代からの友人 
  Tate Harper 店の資本主、小学校時代からの友人
  Olivia Puckett Melの商売敵のケーキショップ店主 
  Joyce Cooper Melの過干渉気味の母親    
  Uncle Stan 亡き父の面影にそっくりなMelのおじ。刑事 
  Joe DeLaura Angieの7人の兄の1人。弁護士 。12歳以来の憧れの人 
   
 ペットいない
 英語レベル☆☆☆コージーミステリの標準レベル
             
 ミステリ度合い☆☆ロマンス要素を盛り込んだ多少コミカルなグルメ系コージー
 著者サイトhttps://www.penguinrandomhouse.com/series/AR8/cupcake-bakery-mystery
 シリーズ攻略法ロマンス要素を楽しむためには第1巻から順に読まないと
 ぶひママンコンプリ度合い2/11
 ぶひママンの主観的お好み☆☆☆
  アメリカ南部、アリゾナ州のScottsdaleに小学校6年生以来の親友3人が開いたカップケーキショップが舞台の、グルメ系レシピ付きコージーミステリです。3人はまた古い名画ファンで、毎週末にはホームシアターでの映画鑑賞が恒例です。日常生活のやり取りの中で、場面に合う名画のセリフを吐きそれを当てることを趣味にしています。まぁ、カップケーキだけではグルメ系として引っ張るのに弱いし、映画要素も入れ込んだのでしょうか?

 主人公Melには、未亡人でなにかと娘に過干渉な母親がいますし、Melの亡き父にそっくりなおじさんが刑事として登場します。一緒にお店を切り盛りするイタリア系のAngieには7人も兄がいて、妹の身に危険が及ばないよういつも見張っていて助太刀にやってくることもありますし、家族の人間関係は濃密です。このお兄さん達の登場シーンはコミカルで結構楽しみになりますが、Angieが30代というところが...3人それぞれのロマンスも含めて主役の3人が20代という設定の方が受け入れやすいんじゃないか?という気もします。

 同業の商売敵がいて、様々な嫌がらせで営業妨害されるくだりはちょっと鼻について、なくてもいいんじゃ?と思います。著者はあんまり意地悪が出来ないタイプで、意地悪ネタの作り方が上手でないのかも知れません。

 それはそれとして、まめに小ネタを繋いで楽しく読めますし、コージーミステリとしては標準以上の出来映えになっていると思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Crime of Fashion Mystery

 シリーズタイトルCrime of Fashion Mystery
   
 著者Ellen Byerrum出版社Signet
 第1巻発行年2003最終(新)巻発行2017総巻数11
 総語数☆☆☆ 100,000以上 文字サイズ小さめ
 地域設定Washington D.C. だけれど様々なところに出かける
 主人公Lacey Smithsonian第1巻での年齢
 職業ファッション・コラムニスト
 レギュラー人物
Mac 上司
  Brooke 学生時代からの友人・弁護士
  Stella 行きつけの美容師 
  Vic ボーイフレンド    
   
   
   
 ペットなし
 英語レベル
☆☆☆☆
コージーとしては難しめ
             
 ミステリ度合い☆☆コミカル・ミステリです
 著者サイトhttp://www.ellenbyerrum.com/index.html
 シリーズ攻略法どこからでも
 ぶひママンコンプリ度合い2/11
 ぶひママンの主観的お好み☆☆

 ワシントンD.C.の新聞社のファッションコラムニストが主人公。ご当地ものではなく、Laceyは様々な場所で事件に巻き込まれ調査のために活躍します。ファッションといっても服ばかりではなく、ヘアスタイルや整形、宝石などテーマは多岐にわたり、お出かけ先の風景描写が丁寧で、ファッションミステリというよりも観光ミステリとして旅をしている感覚を楽しめます。

 著者がバージニア州の私立探偵ライセンスを持っている、という触れ込みに惹かれて読み始めたのですが、Lacey はいかにもプロの探偵!と思わせる調査手法をとるようなことはなく、コージーミステリのお約束的手法、「聞き回って偶然に真相にたどり着く」やり方で事件を解決する、コミカル・ミステリです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Wedding Planner Carnegie Kincaid

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 シリーズタイトルWedding Planner Carnegie Kincaid
   
 著者
Deborah Donnelly
出版社Dell Pub Co
 第1巻発行年2002最終(新)巻発行2006総巻数6
 総語数☆☆☆ 8,7000~90,000文字サイズ小さめ
 地域設定シアトル
 主人公Carnegie Kincaid第1巻での年齢20代後半?
 職業ウェディング・プランナー
 レギュラー人物Eddie 72歳の事務・会計担当
  Lily 親友・司書
  Aaron 新聞記者 
  Boris 花屋   
   
   
   
 ペット
 英語レベル☆☆☆☆コージーとしては難しめ
             
 ミステリ度合い☆☆☆☆☆かなり緻密な構成、人間関係も反転し女流探偵ものに迫る
 著者サイトhttps://deborahdonnelly.org/
 シリーズ攻略法第1巻のあとはお好きな順に
 ぶひママンコンプリ度合い3/6
 ぶひママンの主観的お好み☆☆☆☆☆

 Carnegie Kincaidはシアトルのウエディングプランナー、ボートハウスが事務所兼自宅。両親の友人のEddieが事務所に出勤し、電話番と会計を担当してくれている。結婚するカップルのために式場をおさえ、衣装・花や装飾・料理・写真家・ヘアスタイリストなどすべてを手配し、神経の高ぶる花嫁のカウンセリングまでの一切を引き受ける。

 誰が敵か味方か複雑に入り組む人間関係とCarnegieを襲う危険、テンポの速い展開はコージーミステリ離れをして密度が高くスリリング。実在の土地や建造物を舞台に書かれているので、シアトルへ行ったことのある人にはいっそう楽しいでしょう。Google Map で位置関係を確認したり、有名な建物の外観を検索したり、シアトル見物をする気分を楽しみながら読むことも出来ます。

 同じくウェディングプランナーもののLaura DurhamのAnnabelle Archer シリーズよりも文字が小さく少し英語難易度が高いけれど、ミステリとしては女流探偵ものレベルに迫るので、本格ミステリへのステップアップを目指してコージーを読む人にはこちらがお薦めです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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