教育という名の虐待

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20101017022jd.jpg2010/10/19 火曜日

子どもに暴力を振るって
虐待する親は、「しつけだ」
というそうですが、教育に
名を借りた虐待が、学校
現場でまかり通っている
様子です。








 トイレ掃除を実践することで心を磨く「親子トイレ掃除に学ぶ会」が
16日、山元町坂元中で開かれた。生徒や教員、保護者ら105人が
校内のトイレ掃除に挑戦した。
 生徒らは班ごとに分かれ、校内に18カ所あるトイレに向かい、
計87個の便器をスポンジなどの清掃用具を使って素手で丁寧に
磨いた。

河北新報 10月18日


トイレ掃除でどう心が磨かれるのか、よく
分かりません。

掃除と人格を結びつける発想が理解でき
ないのは、私が掃除好きでないから心が
曇っているんでせうか?提唱者はきっと
さふいうんでせうね。

今まで学校では、机や椅子を整頓して床を
掃く程度のお掃除しかさせてなかったで
しょう?
教室の床の雑巾掛けまで自分たちでさせら
れた私達の年代でも、トイレは用務員さん
か誰かがやってくれたと思います。

学校予算も苦しいし、自分たちで使う場所
は、自分たちできれいにしなさい、といわれ
たら、ちょっと反論しにくいかもしれない。

でもそれならば、女子は女子トイレ、男子は
男子トイレを掃除させればいい。思春期の
女子に男子トイレの掃除させるのって一種
セクハラじゃありませんか?

しかも、プロのお掃除のおばさんでも厚い
ゴム手をしてするトイレ掃除、どうして素手
でしなければいけないんですか?こんな
不衛生を強要するのは明らかに虐待です。

上の写真からは判断出来ないのですが、
他のサイトを検索すると、はだしで行う
学校もあるようです。

           toilet1.jpg

なぜこうも衛生観念が欠落しているのか?
現代の日本人としての常識を欠いています!

よしんば、日頃トイレ掃除をしてくれる清掃
のおばさんの苦労をしのび、感謝の念を
涵養するためだとしても、ここまで不衛生に
するいわれはまったくありません。

三角巾などで頭を覆い、マスク、ゴム手袋、
汚水がしみないゴム長を履くべきです。
清掃のプロはみなそうしています。

トイレ洗剤や柄付きブラシもあるのに、なぜ
わざわざスポンジで不衛生且つ非能率的な
掃除をさせるのか?素手でスポンジを持った
ら手にどれほど汚れがつくか?

学校には校医や保健室の養護教諭などが
いるはずですが、なぜ黙っているのでしょう?


新聞報道が、こんな行事を美談のように取り
上げて、学校権力の横暴や不衛生を批判し
ないのに驚きます。


まだ精神的に未熟な年齢のうちに、徹底
的な屈辱を味わわせると、権力に隷従する
人間にすることができます。

しかし、それを教育とはいえません。

平等を好む日本人は、エリート育成や
リーダーシップ養成を好みません。
組織への忠誠心や服従を尊重することで
リーダーのリーダーシップ不足を補って
やってきました。

その結果が、首相の器を持った政治家の
1人もおらず、領土も国民も守れずにただ
うろたえるばかりの現在の日本です。

それを反省するどころか、さらに一層悪化
させる教育がのさばりはじめたようですね。

なんとも心の暗くなる話題で申し訳ありま
せんでした。



美しいものに触れなければ心は磨かれないと思う、のぽちっ

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コメント(6)

まりあさん、こんにちは
ミステリーなお茶会では楽しい時間ありがとうございました。

よくぞ言ってくれました。
信じられない事がいまだに日本では行われているんですね。
私の頃は田舎でしたから,トイレ掃除もやらされました。

それで(1)謙虚な人になる(2)気付く人になる(3)感動の心をはぐくむ(4)感謝の心が芽生える?????
臭くて嫌だった記憶しかありません。

絶対反対している人がいるに違いないのに、こういう美しい言葉に反論する事ができない雰囲気があるのだと思います。

衛生面が本当に心配です。それを言う人はいないのでしょうか。

katakuriさん、こんにちは。

トイレ掃除を生徒にさせる学校もあったのですね。

地域によってはトイレ清掃の外注予算が付かないところも
あるのかも知れませんし、また今までやってくれた用務員さんが
病欠とかの事情があって、じゃあみんなが使うのだから、みんなで
掃除、イヤだけど我慢しなくちゃ、誰かがやらなくてはならない
のだから、という流れで、衛生面に十分な配慮をしているなら、
まだ肯定の余地があります。

それが(1)謙虚な人になる(2)気付く人になる(3)感動の心を
はぐくむ(4)感謝の心が芽生える...
なんてスローガンを掲げて、先進国にあるまじき衛生状態で強制
されるとなると、カルト的なものを感じざるを得なくなりますね。

本当に(2)気付く人になる ならば、子ども達がどれだけ苦痛か、
どれだけ衛生的な危険があるか気づいて、子どもに強制させよう
とはしないでしょう。

子ども達にこんなトイレ掃除を強制している運動家を見る限り、

(1)自分こそ偉いと錯覚する傲慢な人になる
(2)他人の苦痛に気づかない人になる
(3)独裁的権力への快感をはぐくむ
(4)被強制者に被虐的な心を芽生えさせる

ような効果が出ていると感じますが。

「ノー」といえる校長がいないのでしょうね。
「ノー」といえる首相がいないように。

ぶひママンさん初めまして。
いつも興味深く拝見させて頂いています。

私が小学生の頃は(昭和49年生まれです)トイレ掃除やっていましたよ。
1週間おきに、班ごとに順繰りで場所が変わるので
数ある清掃場所のうちの一つでした。

広い教室を掃除するよりも、トイレの方が狭い分楽だったので
むしろ人気がありました。
水のホースやドメストを使えるのも楽しくて、取り合いになって
見回りに来た先生に怒られたりしていましたね。

汚しても結局自分達で掃除するので、普段からトイレを綺麗に使う習慣が
自然にできていたかもしれません。

裸足や素手でやるトイレ掃除にはまったく賛同できませんが
学校のトイレ掃除には結構楽しい思い出があったので
本題とはずれる形ではありますが、書き込ませて頂きました。

 Piezkeさん、胸の塞がるような記事の後に、お口直しのコメント
ありがとうございます。

 自分たちが使うところだから、自分たちで掃除する
 掃除するのは自分たちだから、汚さないように気をつける
 だから掃除はそんなに辛くない
 (ホースや除菌剤を使う衛生や能率を配慮した掃除法でやっている)
 1人でやらされたら辛かったかも知れないけど、みんなでやった
 から結構楽しい思い出

こういう流れを作るのが本当の「教育」だと思います。

それが、
 いきなり汚く臭いところに、素手素足でスポンジを持たせて
 放り込む(不衛生だし、素手素足は能率となんら関係しません)
 心磨きとか謙虚・感謝の心、などのスローガンを掲げ
 イヤだった、辛かった、という正直な感想を抑圧する
 「やって良かった」と、目上に阿るのが利口な立ち回りだと教えこむ

のは、洗脳の手法。


かつて軍国主義時代には、軍国の母が持て囃され

こころ置きなく 祖国(くに)のため
名誉の戦死 頼むぞと
泪も見せず 励まして
我が子を送る 朝の駅

といった洗脳教育があったわけです。

尖閣や竹島の問題、レアアースの輸出停止など、戦前のABCD包囲網を
思い出させる国際関係になってきたところに、国内で洗脳的な教育が
行われはじめたと知ると、過敏に反応してしまいます。
  
 

まりあさん、こんばんは。先日はお茶会で楽しい時間を有り難うございました。

すみません。いつもまりあさんの記事は感心させられることが
多いのですがちょっと私は違うなぁと感じたので・・・。

私も義務教育時代は当番制でトイレ掃除がありました。
小学は裸足教育でしたしゴム手なんてもちろんなかったですが、
不衛生とか当時には問題になんてならなかった事が今の時代は
問題だと騒ぐ風潮もどうかな?と。
げんこつやビンタは普通だしスリッパで顔を殴られても、
木刀を振り回す先生も普通にいて、肩もみもさせる先生がいましたが
それでも大きな病気や心の病になってません(^^;)
それを考えたらいまの学校って凄く天国なんじゃないかな。
廊下に立たせるのも体罰ってどこまで子供を過保護にしちゃうだろうって驚く事が多いです。
まぁ環境は天国の反面、子供同士のいじめは陰湿で恐そうですが。

昔のやり方の中にも間違えている事は多いでしょうが
社会を学ぶ第一歩も学校かなと思うんですよね。
だからこういう酷い学校があるなんてと思う方もいるんだなって。
どんどん先生や学校ががんじがらめにされていくなぁと。
先生を野放しにしろっていうのではなく先生のいじめや
事件性のあるものは騒いで良いと思うんですが。。。

野生児学校で育った人間には驚きでした〜とスレ汚し大変失礼しましたm(__)m

あうでぃさん、今晩は。

 異論・反論大歓迎です。

私も、昔の教育を全否定してはいません。
そりゃあ、歳が歳ですから、内心では昔のやり方を肯定する気持ちの
方が強いかも知れませんよ。

でも、子どものほうも変わったかも知れないけれど、先生もずいぶん
変わってしまって、非人間的な先生が増えてしまっていますからね。

昔の先生は、ときには子どもと遊んでくれたりして、心の交流も
十分あったけれど、今の先生は色んな書類の提出とかすごく忙しい
らしいですね。先生がものすごく管理されるシステムになってしまった
のでしょうか?心のゆとりのない先生をたくさん見かけます。

心の病気寸前の先生が多い以上、体罰とか立たせるとか、全面禁止
と一律にするしか生徒を守れないのではないかと思います。

人間はビンタを貰って目が覚める、成長してから感謝の心をもつ、
ということも実際にはあることですが、それは生徒とちゃんと心の
交流があって、ビンタに愛が込められていることが前提でしょう?

でもそれは外から見えないし、この場合は良い、あの場合はダメ、
という区別も難しいから、全面禁止は幼稚な方法とは思いますが、
致し方ないかな?と思うのです。

衛生に関してもそうです。
今の日本は、行き過ぎて衛生的だな、と思っています。海外なんかで
暮らせないんじゃないか?子どもを国際人にしたかったらある程度
対抗力をつけた方がいいよ、と内心は思っています。

でも、みんなが過度に(と私は思いますが)衛生的な生活をし、
子ども達の抵抗力がない以上、それに合わせないと。

昔から、子どもが罹患する確率の一番高い場所は学校です。
新型インフルエンザ・O157・ノロウィルスなど、集団感染の場は
学校です。

ですから、もともとからはだし教育などを実施しているのでない限り、
ある日突然、素手・素足でトイレ掃除は暴挙だと思います。

今の育児も、学校教育も、温室栽培みたいになってしまったとは
感じていますが、今行き過ぎているとして、元に戻すのには乳児の
ときからの育て方から考え直さなくてはできないことです。

いきなり中学生に素手でトイレ掃除させても、突然たくましく
なったり、感謝の心を持ったりするはずがありません。辛かった
思い出を残すだけだろうと思います。

幼いときにきちんとした日常生活習慣を身につけさせることを
せずに、5歳の子どもがきちんと食事を出来ないと殴りつけるのと
変わらないものを感じてなりません。

 

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