
マカロンの焼き上がり
を待つ間に、グループ
ごとに1種ずつ、4種の
クリームを作ります。
トンカの香りのチョコレートクリーム
生姜風味のライムクリーム
サンク・エピス入りバニラクリーム
長コショウ風味のフランボワーズジャム
昔のフランス料理の定番スパイスだった
カトル・エピス...今はサンク・エピスに
バージョンアップしているのか..なんて
思ったけど、よく考えたら五香粉ですね。
カラメル作りです。お鍋にグラニュー糖をばさっ、
あっちのお鍋にばさばさ、あ、こっちもう少し、ぱっ

きつね色に焦げて良い香りがしてきたら
冷凍フランボワーズを袋からばさっ、あ、もうちっと..
生徒は、溶け残っているお砂糖を気にして、何とか
均一に混ぜようと一生懸命

出来上がったクリームやジャムをサンドします。
ダイナミックだった先生が、案外ちまちまやる
のが可笑しい。

できました~
各グループのものを交換しあって、4種類全部
を詰め合わせ。

機械があって

持ち帰り用にパックしてくれます。
ホテルに戻って、昨日買ったマリアージュ
フレールの新茶で頂きました。
どれも少しエスニックな香りのフィリングで、
パリで食べる方がアジアンな味なのが少し
不思議な感覚。
モロッコ人?の皿洗いのおじさん。レッスン
中教室を回って、使い終わったボールや
調理器具をどんどん回収してくれます。
フランスでは、シェフは初日からシェフ、使
った鍋は流しに放り込む。皿洗いや鍋洗い
は、有色移民の仕事で彼等は一生皿洗い。
皿洗いの下積みからシェフになることは
絶対にないのだ、と聞いていましたけど、
こんなお稽古教室でも、先生も生徒も作る
だけで何も洗いませんでした。
レッスン料は、ネット予約のときにカードで
前払いとか必要がなく、終わってから支払
って帰るのですが、なぜかというと

ヤマサ醤油にミツカン酢、海苔、オリーブオイル
スパイスなど様々な食材や調理器具、料理本
などを販売しているのです。

カードで前払い、よりもここでお財布開けさせ
た方が、絶対お買いあげ率が高まると思い
ます。商売上手な学校だ。

レッスンで使っていた、ボールに差し渡せる
細長いおろし金が便利そうで、買いたかった
んですが、売り切れでした。みんな欲しくなる
物は同じらしい。

以前ご紹介したBento の本やお寿司の本
などもあります。この学校お寿司クラスも
ありますから。

一番手前の白いのは、感想を書くための
寄せ書きノートです。受付のお兄さんが、
「日本語はわからないから悪口書いても
いいよ~」と娘をからかっていました。
L'atelier des Chefsは、リヨンやボルドーなど
フランス国内だけでなく、イギリス・イタリアにも
たくさんのお教室があって、ワールドワイド展開
の大企業のようです。
30分で1品作ってその場で食べてお帰り、という
15€ のランチコース、1時間でメイン1品とデザート
1品を作って、食べるかテイクアウトか選べる34€
コースとかいろいろあります。
マカロンクラスでも、完璧なマカロンを作れるよう
になりたい!とガツガツしていたのは私くらいで、
「習う」というより、作って楽しむ、という目的で
参加している人が多いように見受けました。
オフィシャルサイトには日本語ページもあります
が、そこに載っているのはラファイエット・メゾンと
プランタン・ナシオンのみ。
「授業は英語・フランス語で行われます」と書い
てありますね。ラファイエットのシェフは日本人
女性で、生徒が全部日本人だと日本語レッスン
になるらしい。
上記2校以外はどうなんでしょうね?
私の参加した Penthièvre のクラスは、フラン
ス語ができない人の都合なんか考えてもいない
という雰囲気でしたね。そもそもウェブサイトが
フランス語しかないみたいだし...
私がパリにいる間にマカロンのクラスがある
のはこの教室だけだ、ということで娘が手配
してくれたのですが、英語でレッスンを受けた
い場合は、ラファイエットかプランタンを選ば
ないといけないのかも知れません。
その19(マカロン1)−ヨーロッパ旅行−その21(ボンマルシェ)
あとは練習あるのみじゃないですか?のぽちっ
